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◆プロパン産業新聞 2007年3月13日・第2347号
”暖冬”ガス販売に”冷風” 1月の出荷前年比 一般用P89・5% 「需要が伸びない」の悲鳴も
 気象庁は1日、平成19(2007)年冬(12〜2月)の平均気温について、「今冬の日本の平均気温は、統計を開始した1899年以降で第1位タイの高い記録となった」と発表した。この記録的な暖冬は昭和24年(1949年)以来、58年ぶりの大暖冬で、地域気温の平年差(平均気温から平年値を差し引いた値)も、北日本+1・6℃、東日本+1・7℃、西日本+1・6℃、南西諸島+1・2℃となり、全国平均の平年差+1・52℃となった。この暖冬記録は、都市ガス、LPガスの販売数量に大きく影響し、ガス業界に深刻なアゲンストの経営環境をもたらしている。(詳細はプロパン産業新聞2007年3月13日付で)
「ガス管の2重配管禁止」 近連、関連機関へ要望書を提出 保安、防災面での緊要な課題に
 近畿エルピーガス連合会(須國廣会長)は、ガス管の2重配管敷設の禁止についての要望書を先月末までに、久貝卓経済産業省近畿経済産業局長、牧野政雄中部近畿産業保安監督部近畿支部長、須國廣日連会長宛に提出した。
 今後、自由競争の激化により、全国に拡大されると考えられる2重配管の敷設が、保安面、防災面で大きな問題になると考えられることから、緊要な課題として取り上げてもらえるように要望したもの。 
 ガス管の2重配管敷設の禁止についての要望書は、@業界を取り巻く環境A現状B防災面からみた、道路面下へのガス管の2重配管の敷設についてC事故の事例D2重配管敷設場所の事例E結び―となっている。(詳細はプロパン産業新聞2007年3月13日付で)
日商LPガス、7月めどに「原料費調整制度」導入へ 関東地区・日商ガス販売でスタート
 日商LPガス(東京・港区、新家谷隆夫社長)は、原料費の変動を小売価格に反映させた、原料費調整制度の導入に向け準備を進めている。
 これは、小売店ごとに異なる小売価格の決定方法を明確にして、価格の透明性を高めるのが狙いだ。
 同社では、17年12月から日商LPガス愛媛で試験的に導入してきたが、価格の透明性のみならず、経営者側としてもシンプルで分かりやすいなど、一定の効果が期待できるとして全国的に導入を決めたもの。
 まず、7月をめどに関東地区(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城)を販売エリアとする日商ガス販売(約2万5000戸)においてスタートさせる意向だ。基本的には、LPガスのCP価格の3カ月平均値を価格に反映させるもので、7〜9月に適応する小売価格は、4〜6月の平均LPガス価格平均から変動幅を決定する。(詳細はプロパン産業新聞2007年3月13日付で)
第25回関東東計会開催 電化料金体系を調査・分析
世話人代表橋本宏氏「東洋計器の商品開発 消費者視点でベスト尽くす」
 東洋計器(長野県松本市、土田泰秀社長)は2日、東京・西新宿の京王プラザホテルで「第25回関東東計会」を開催した。今回の研究会では「電気を見える化」と題し、電化料金体系の分析・調査から、一見割安に見えるオール電化料金の”落とし穴”について講演した。また、特別講演として、ウェルネットの宮澤一洋取締役営業部長が「ネットビジネスの今」と題し、最新のネット業界について講演した。(詳細はプロパン産業新聞2007年3月13日付で)
ガスVS電気機器のシェア攻防熾烈 メーカー出荷台数にみる18年1〜11月動向
湯回り、ガス機器10%増 調理はIHの伸び顕著
 経産省の生産動態統計による、平成18年1月〜11月のガス機器及び家庭用電気機器の出荷統計によると、ガス機器は瞬間形元止式湯沸器、ガス温水給湯暖房機、ガス風呂釜、ガス温水暖房機、ガスストーブが前年同期比で100%を超えたのに対し、電気機器はクッキングヒーターと自然冷媒ヒートポンプ式給湯器の2品目のみが前年同期出荷を上回っていることがわかった。
 メーカーの自主統計と異なり、ガス機器の都市ガス用、LPガス用の内訳は不明だが、ガス機器の昨年1月〜11月の品目別累計出荷台数は図の通りで、ガス炊飯器、ガスコンロ、ガスオーブン、ガスレンジの厨房・調理機器は、軒並み前年同期実績を下回った。(詳細はプロパン産業新聞2007年3月13日付で)
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