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◆プロパン産業新聞 2007年1月9・16日・第2338号
LPガスが担う未来への約束 〜家族のぬくもり みんなの笑顔〜
消費者の信頼回復へ法令順守徹底に全力
 日本LPガス協会(児玉宣夫会長)は9日、東京・港区の虎ノ門パストラルで新年賀詞交歓会を開催した。会場ステージの横断幕には、今年の活動スローガン「LPガスが担う未来への約束〜家族のぬくもり みんなの笑顔〜」が掲げられ、業界関係者ら600人余が参集するなか、児玉会長が「法令順守に真剣に取り組み、信頼の回復に向け最大限の努力を」と呼びかけた。
 主催者代表あいさつに立った児玉会長は、「LPガス業界を取り巻く経営環境は、CPの高騰、オール電化攻勢、保安問題などが経営を圧迫している要因である」と昨年を振り返り、今年も厳しい環境のなかでの経営を強いられそうだと切り出し、「このようななか、エネルギー基本計画改定案でLPガスがより明確な位置付けを与えられたことは、この3年間の業界の活動が一定の評価をいただいたものと受け止めるとともに、業界に対する期待・責任の重さを感じている」と話した。(詳細はプロパン産業新聞2007年1月9・16日付で)
TOKAI LNGサテライト供給開始
供給元は静岡ガス ローリ4台で県内3社へ
 TOKAI(鴇田勝彦社長)は、昨年12月20日、静岡駅前のブケ東海内神殿で、LNGサテライト供給の開始にあたっての安全祈願祭を行った。神事にはTOKAIグループ代表の藤原明会長、東海ガスの西郷正男社長など幹部一同と、LNG供給元である静岡ガスの岩崎清悟社長はじめ関係者が出席した。
 TOKAIでは、グループの東海ガス(焼津市)が平成15年に熱変工事を完了、静岡ガスから供給を受けて天然ガスによる都市ガス販売を行っているが、今回はLNGタンクローリによるサテライト供給を開始するもので、初年度の今年は専用のLNGタンクローリ4台を配車、静岡ガス袖師基地(静岡市清水区)からLNG供給を受け、同県内3社に販売する。(詳細はプロパン産業新聞2007年1月9・16日付で)
1月度CP P545ドル、B550ドル 熱量等価比110%超
サウジFOB供給にタイト感
 サウジアラムコ社は今年1月度CP(FOB価格)を、プロパンは前月比65j高の545j、ブタンは同55j高の550jと通告してきた。
 前年同月比では、Pは30j安、Bは35j安となっている。我が国の在庫は高水準で冬場入り(11月末時点で281万d)したものの、玉の積み遅れなどが主因と推測される、サウジFOBが供給タイトな状況にあることと、冬場の需要を見越した極東向けCFRスポット購入が重なったことで、市況が上昇したとみられる。(詳細はプロパン産業新聞2007年1月9・16日付で)
新春インタビュー
資源エネルギー庁 資源・燃料部企画官 山崎 勉氏に聞く
実効性ある啓発で認知度向上を
 全国的にオール電化攻勢が強まるなど、LPガス業界は確実に、エネルギー大競争時代の渦の中へ飲み込まれている。また昨年はCPが過去最高値を記録し、年間平均でも500jを突破した。資源エネルギー庁資源・燃料部でLPガスを担当する山崎勉企画官は、エネルギー基本計画の現時点での改定案で、LPガスが災害時の初期対応に適している点などが明確化されたことを指摘し、現行法から「一歩前進した」と評価している。その一方で、一般消費者に対し、需要開拓に主眼を置いたLPガス業界の広報活動に理解を示しつつも「まだまだLPガスが知られていない」と、その認知度向上の必要性を指摘する。未曾有の大競争時代へと船出したLPガス業界は、どのような進路へ舵を取れば良いのか―山崎企画官に聞いた。(注:インタビューは12月11日に実施。聞き手=本社・蒔田祐二)(詳細はプロパン産業新聞2007年1月9・16日付で)
特別寄稿 顧客獲得で強靭な経営体質へ 電化攻勢と当社グループの対応策
TOKAIグループ 藤原 明代表
 TOKAIグループ(静岡市)は、LPガス、都市ガスを中心にしたエネルギー事業とCATV、モバイル事業などを中心とする情報・通信事業など、幅広い分野で意欲的な展開をみせている。業界のオピニオンリーダー、同グループの藤原明代表(CEO)は、的確な情勢分析に基づく提言で定評がある。そこで、今回はガス体エネルギーの将来に影響するオール電化攻勢について、TOKAIグループがどのような対応策を打ち出していくのか特別寄稿をお願いした。(詳細はプロパン産業新聞2007年1月9・16日付で)
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