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◆プロパン産業新聞 2006年11月14日・第2331号
LPG車26万台普及計画・苦戦 補助金消化率伸び悩み 自家用乗用車も減少
 「LPG車26万台普及」に向け、LPガス業界は苦戦を強いられている。補助金の消化率が伸び悩んでいることに加え、自家用乗用車が大きく減少している。「26万台」のファーストステップとなる初年度の「1万台」クリアに向け、補助金の積極的な活用と、CO2削減に大きく貢献する先進型LPG車(VPI・LPI車など)の早急な導入・普及啓蒙が、LPガス業界関係者に求められている。(詳細はプロパン産業新聞2006年11月14日付で)
今年度上半期GT目標達成率2割 高効率機器出荷データを公表 日団協
 日本LPガス団体協議会は、本紙既報(10月31日、11月7日付)の通り、「LPガス“人と地球にスマイルを”プロジェクト」の第4回実行委員会で、高効率ガス機器の普及に向けた、今後の努力目標を掲げて運動のさらなる前進を確認したが、今回初めて高効率ガス機器の出荷実績を公表した。具体的な数値目標と実績の実態を明らかにし、全国の運動に大きな刺激を与えている。
 日団協では、2010年度までの高効率ガス機器の普及目標を、「ガラストップコンロ」785万台、「エコジョーズ」150万台、「エコウィル」60万台と掲げ運動を積極的に進めているが、今回、日本ガス石油機器工業会及び機器メーカーの協力を得て、具体的な出荷実績を公表した。(詳細はプロパン産業新聞2006年11月14日付で)
三位一体で「ウィズガス」 サイサン、東京ガス、リンナイ
「コラボさいたま06」大盛況 共同出展でパワーアップ
 埼玉県下最大規模の商工見本市である「コラボさいたま2006」(実行委員会会長相川宗一さいたま市長)が、2日から3日間、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで開催され、LPガス、都市ガス関係業界からは地元最大手のサイサン(さいたま市、川本武彦社長)が、東京ガスとリンナイの3社共同出展によるガスエネルギーサイトを実現、多くの来場者の関心を集めた。
 この「コラボさいたま」は、今年で5回目。さいたま市とさいたま商工会議所(会頭・川本宜彦サイサン会長)で構成するさいたま市商工見本市実行委員会が主催し、埼玉県などが後援して開催されているもの。
 初日は、開幕セレモニーで相川さいたま市長、川本さいたま商工会議所会頭らがテープカット。このあと、川本会頭の先導で相川市長が会場を視察、サイサンのプレゼンテーションブース前では20分ほど歩みを止めて、川本社長の説明に耳を傾けていた。(詳細はプロパン産業新聞2006年11月14日付で)
ガスが生む「豊かさ」提案 長野県協がエコライフ応援セミナー
イメージ先行オール電化に対処 消費者・サブユーザー対象に
 長野県LPガス協会(二木馨三会長)は10月30日、長野市のホテル国際21で「LPガス エコライフ応援セミナー」を開催した。元テレビアナウンサーでエッセイスト、ジャーナリスト、青森大学教授の見城美枝子氏を講師に招いた。見城氏は講演とインタビューのなかで、自身の体験から望ましい家庭の在り方について「“火”と“水”があるところに人は集まってくる」「直火のある生活は、人の心を和ませる」と、来場者に「炎のある生活の素晴らしさ」を訴えた。
 今回のセミナーは、電力会社のイメージ戦略による「ガスよりオール電化の方が優れている」などの誤解を払拭するため、一般消費者・サブユーザーに対し、エネルギーと環境に関する正しい知識の啓蒙と、LPガスによる快適ライフの提案を図ることを目的としたもの。翌31日には松本市でも開催、両会場とも300人を定員に、地元マスコミを通じて200人を公募し、県協会員の顧客から特別招待として100人を募るなど、両会場とも満席となった。(詳細はプロパン産業新聞2006年11月14日付で)
民生用バルク貯槽生産累積 ようやく15万基到達 基盤強化へ導入促進を
 日本溶接容器工業会(宇根隆会長)は1日、平成18年9月末現在のLPガス用一般容器およびLPガスバルク貯槽・バルク容器の生産実績を集計した。
 それによると、今年1月〜9月末のシリンダー容器生産実績は、合計で前年比98・9%の125万4325本と、やや前年実績を下回ったが、自動車用容器が前年比101・4%の2万4687本とわずかながら前年実績を上回った。
 一方、民生用バルク貯槽(1トン未満)の生産実績は、前年比90・8%の1万7364基と前年実績の1割減で推移しており、その普及テンポの鈍化が目立つ。バルク容器は前年実績の57・0%の57本に止まり、ほとんど生産していない。(詳細はプロパン産業新聞2006年11月14日付で)
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